150人150色展
レザーバック、絵画、立体、カリグラフィー、アクセサリーなど、子どもたちの個性が光る作品が並びます。
ぜひ会場で、ログ・アトリエの生徒150人の「色」を感じてください。
来場予約
展覧会では、混雑をできるだけ避けるため、来場予約へのご協力をお願いしております。
※ご予約なしでもご入場いただけますが、混雑時はご予約の方を優先させていただく場合がございますので、あらかじめご了承ください。
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代表挨拶
前回の「色々Tシャツ・いろいろBAG展」から年月を経て、今回は子どもたち自身がテーマを選び、自由な発想で制作に挑みました。油絵や紙版画、革クラフト、木工、クイリングなど、 ひとりひとりの「やりたい」が異なるため、多彩なテーマを設け、各分野の専門の先生方にご協力をいただきながら学びと実践を重ねてきました。
自ら考え、手を動かし、最後までやり遂げる時間は、子どもたちの成長の証です。
この展覧会を支えてくださった講師陣、ボランティアの皆さま、 貴重な素材や材料をご提供くださった取引先の皆さま、作品展示にご協力くださった関係各所、 そして保護者の皆さまに心より感謝申し上げます。
150人150通りの子どもたちの「色」が輝く《150人150色展》。どうぞごゆっくりお楽しみください。
ログ・アトリエ代表
上田 洋子
Hiroko Ueda
作品カテゴリー
油絵
名画を自分流にアレンジ。
重ねるほどに深みが増す表情豊かな作品です。
アクリル画
鮮やかな発色が魅力。
自由なテーマでのびのびと描きました。
レザーバッグ
型紙からミシンまで挑戦。
世界に一つのバッグを完成させました。
紙版画
大型プレス機で制作。
紙の質感と構図にこだわった
本格的な作品です。
木工作
木のぬくもりを感じながら、
思い描いた形を立体にしました。
クイリング
細い紙をくるくる巻いて作る
繊細なアート。
集中力が光ります。
モザイク画
紙片を組み合わせて描く色の世界。
自由な発想があふれています。
ワイヤーモビール
空間に浮かぶアート。
軽やかな造形が会場を彩ります。
アクセサリー
素材を組み合わせて作るオリジナルデザイン。
センスが光る作品です。
モチーフは「名画を自分流に描いてみる」。油絵は古くから世界の画家たちに愛されてきた技法で、今回は初めて挑戦する生徒も多くいました。絵の具や筆には独特の匂いがあり、乾くまでに時間がかかりますが、重ねるほどに深みが増し、味わいのある表情が生まれます。使用したキャンバスはF6号サイズ。額はクラシックなデザインを選び、油絵ならではの重厚感を引き立てました。
使用したのは、ホルベイン社のアクリル絵の具・全112色。乾きが早く、発色の美しさが魅力の絵の具です。テーマは「世界の名画を自分らしく描く」。低学年の生徒たちは、好きな題材を自由に選び、のびのびと表現しました。キャンバスはF6号や3Dキャンバスを使用。額縁はアクリルの鮮やかな色彩を引き立てる、明るいトーンを選びました。なお、3Dキャンバスは額を付けず、そのまま展示しています。近年では、額を使わずに展示するスタイルも人気があります。
帆布やオールレザーなど、主に3種類の型紙からバッグを制作しました。カシメ（留め具）の取り付けは低学年の生徒でも見事で、一人でミシン掛けに挑戦する生徒もいました。みんな足踏みミシンの扱いはお手のもの。
作りたいバックの設計図を書くところからはじまり、先生と一緒に作業を進めながら、工業用ミシンの感触にも少しずつ慣れていきました。ロックミシンも踏めるようになりました。
手ひも部分は先生が仕上げましたが、生徒たちもデモンストレーションを通して、製作工程を実際に体験しました。芯入れの作業も一生懸命頑張りましたね。
ログ・アトリエには版画用の大型プレス機があります。作品の仕上がりはとても美しく、2版を使ったり、絵の具で描いたり、コラージュを加えたりと、さまざまな方法で制作しました。幼児クラスや月1クラスの生徒も時間の中で集中して取り組み、スタッフ一同驚かされる完成度でした。
「作るのが好き」「木で形をつくりたい」という気持ちを形にしました。木工作にはぬくもりがあり、発想を立体にする楽しさがあります。思い描いた形を実際に作り上げる——とても充実したアートワークです。
ペーパークイリングは、細長いカラーの紙をくるくると巻いて、ひとつひとつ丁寧に形を作っていく技法です。手先が器用だと早く進みますが、それでもとても根気のいる画材です。その起源は16世紀のヨーロッパにさかのぼります。
修道院の修道女たちが、聖書を装飾するために金箔を貼った紙の端を細く切り、羽ペン（Quill）の先で巻いて飾りを作ったのが始まりとされています。この羽ペン（Quill）に由来して、「Quilling（クイリング）」という名が生まれました。
そんな歴史に思いを馳せながら、子どもたちも「クイリングをやってみたい！」と挑戦。時間のかかる工程でしたが、水彩絵の具やアクリル絵の具を織り交ぜながら、それぞれの工夫で一つの作品に仕上げました。
シュレッダーハサミを使って小さな紙片を切り出し、モザイクの素材を作りました。ボランティアスタッフの皆さんが、それはそれは何色もの紙をたくさん用意してくださいました。
モザイク画に取り組んだ生徒は、それぞれ自由にデザインを考え、思い思いの世界を表現。額は箱根の寄木細工工房の協力を得て、作品にぴったりのフレームも自分たちで制作しました。
アルミワイヤは子どもでも自由に曲げられるため、モビールやオブジェを制作しました。
「動く彫刻」とも呼ばれるこの表現は、アーティストのアレクサンダー・カルダーが確立したといわれています。空間に浮かぶアートはとても魅力的で、展示会場に動きと彩りを添えてくれました。
個性あふれるデザインのアクセサリーを作り、それを引き立てる“土台”までアートとして仕上げました。紙版画や木材と組み合わせるなど、自由な発想が光りました。
会場案内
ログ・アトリエ 幕張本校
千葉市花見川区幕張町5-150-1 宇梶ビル3F
TEL:043-276-3337
- 車でお越しの方は近隣のコインパーキングをご利用くださ い
- JR幕張南口より徒歩3分
作品紹介
Coming Soon!